オクタコサノールとは?
オクタコサノールは「オクタコシルアルコール」と呼ばれることのある成分でもあります。オクタコサノールは植物の葉っぱやリンゴ、ぶどうなどの果物の果皮に存在している植物ワックスから発見されたアルコールのひとつになります。植物の葉っぱやリンゴ、ぶどうなどの果物の皮の他には、米ぬかや小麦胚芽、さとうきびなどにもオクタコサノールが含まれています。オクタコサノールは高級脂肪族アルコール類の総称である「ポリコサノール」における主要成分でもあります。
テレビの健康番組などでは渡り鳥のスタミナなどについてたびたび取り上げられるものですが、実はこのオクタコサノールが渡り鳥にとっての大切なスタミナ源として知られています。渡り鳥は海を渡ってそのすみかを変えるのですが、そのために数千kmもの距離を休むことなく羽ばたき続けます。あまりスタミナを持っているようには見えない渡り鳥ですが、植物の種子からオクタコサノールを摂取しているからこそ休むことなく飛び続けることができると考えられています。
オクタコサノールの歴史というのは、1949年にまでさかのぼります。1949年にアメリカのイリノイ大学フィジカルフィットネス研究所でトーマス・カーク・クレトンという博士がオクタコサノールの研究を始めたのです。オクタコサノールは、もともと小麦胚芽油に含まれるビタミンE以外の生理活性物質として発見されました。その後、オクタコサノールの研究は、フィジカルフィットネス研究所でなんと20年以上もの長きにわたっておこなわれました。その結果として、オクタコサノールの効果がよく知られるようになったのです。
オクタコサノールは小麦胚芽や小麦胚芽油、リンゴやぶどうの皮、さとうきび、アルファルファなどに含まれています。ただ、こういったものを毎日の食事で取り入れても摂取できるオクタコサノールというのは、微々たるものです。そのため、オクタコサノールを摂取する場合にはサプリメントがいいと言われているのです。
オクタコサノールの効能効果
身近な食べ物に含まれているオクタコサノールなのですが、毎日の食事の中で摂取できる量は微々たるものです。しかしながら、オクタコサノールの秘めている効能効果というのは思っている以上に素晴らしいものです。オクタコサノールの効能効果を知れば、もっと意識して摂取していこうと思えるでしょう。ここでは、オクタコサノールの効能効果について具体的にご紹介していきたいと思います。
まず、オクタコサノールには持久力を高める効果があると言われています。人間というのは何をするわけでもなく、ただ生きるだけでエネルギーを消費することになります。三大栄養素のひとつである炭水化物は、そのエネルギーを生み出す働きをしています。ただ、この炭水化物がエネルギーとして使われなかった場合、グリコーゲンという形で肝臓や筋肉に蓄えられることになります。そして、エネルギーが足りていないときにこのグリコーゲンが使われることになるのです。オクタコサノールは、肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンをスムーズにエネルギーに変えてくれます。言ってしまえば、オクタコサノールによってより効率的にエネルギーを生み出すことができるのです。スタミナ切れを起こすことなく、持久力を高められるのです。実際にそういった研究結果も出ていますし、先の渡り鳥の話にも通じる部分があります。
オクタコサノールには、筋肉痛を軽減する効果もあると言われています。運動をした後の筋肉痛に悩まされている方も多いでしょう。運動を継続しようと思っても、筋肉痛のせいで途中止めになってしまうということもあるかと思います。オクタコサノールには筋肉痛を軽減する効果があると言われていますので、筋肉痛を避けたいという方にとってはありがたい存在です。疲労回復効果にも通じる部分があります。
オクタコサノールには、ストレスを緩和する効果もあると言われています。ストレスと一口に言ってもさまざまなストレスがあります。精神的なものもあれば、暑さや寒さなどの環境的なストレスもあります。こういったストレスにさらされ続けると、人間は心身ともに調子を乱してしまうものです。オクタコサノールは、こういったストレスへの抵抗性が認められているのです。生きていく上でのさまざまなストレスを緩和してくれますし、それによってストレスから来る心身の不調といったものも防ぐことができるのではないでしょうか。
オクタコサノールには、運動機能をアップさせる効果もあると言われています。オクタコサノールを摂取すると、筋肉中のグリコーゲンの蓄積が増えますので、運動機能のアップが期待できるのです。しかも、オクタコサノールは酸素の利用を促進する働きがあるといわれていますので、体を動かしてもバテることなく続けていくことができます。スタミナとエネルギーの生産をサポートし、体力や活力の増強はもちろん、筋肉痛の軽減、反射力や鋭敏性のアップなど嬉しい効果が期待できます。基礎代謝もアップしますので、ダイエットのサポートにも一役買ってくれるでしょう。
現代人にとって生活習慣病というのは、とても怖い存在です。しかしながら、オクタコサノールはこの生活習慣病の予防にも役立ってくれます。オクタコサノールには、コレステロール値を低下させる効果があるといわれているのです。コレステロールには、悪玉コレステロールと善玉コレステロールがあり、どちらも必要ではあるのですが悪玉コレステロールが増えてしまうと生活習慣病のリスクが高まります。オクタコサノールは善玉コレステロールを維持しつつ、悪玉コレステロールだけを低下させる効果があるといわれていますので、生活習慣病の予防にピッタリなのです。心疾患はもちろん、高血圧や肥満、動脈硬化などの予防のためにもオクタコサノールを摂取していきたいものです。
そして、オクタコサノールにはパーキンソン病を予防する効果もあると言われています。パーキンソン病についてはご存知の方も多いでしょう。パーキンソン病というのは、原因不明の神経変性疾患のことを指します。神経伝達物質のひとつであるドーパミンが減少することによって起こると考えられているのですが、わからない部分のほうが多い病気です。40代から50代以降に発症し、ゆっくりと進行していきます。手足の震えやこわばり、無動、転倒しやすくなるといったことが代表的な症状であり、特徴でもあります。オクタコサノールはこのパーキンソン病の予防や改善にも期待ができるのです。実際に、パーキンソン病の患者さんへのオクタコサノール投与によって症状が改善したという話もあります。
オクタコサノールがペニス増大に役立つ理由
オクタコサノールの効能効果についてご紹介しましたが、オクタコサノールにはかなりの健康効果があります。しかしながら、それがそのようにペニス増大につながってくるのかいまいちイメージできないという方も多いでしょう。ここでは、オクタコサノールがペニス増大に役立つ理由についてご紹介していきたいと思います。
まず、オクタコサノールというのは体を健康な状態に持っていってくれますので、それによってホルモンバランスやホルモン分泌が整ってきます。分泌が少なくなっていた成長ホルモンの分泌も促進されますし、男性にとって大切な男性ホルモンであるテストステロンの分泌も活性化されるでしょう。これらによってペニスが細胞レベルで成長しやすくなりますし、筋肉運動をも活性化してくれるのです。
また、オクタコサノールは勃起においても嬉しい効果を発揮してくれます。例えば、勃起不全などで悩んでいる方の場合、オクタコサノールのストレス緩和作用によって精神面からくる精力低下を防いでくれます。さらに、血管の拡張とそれによる血流の増加によって勃起しやすくなりますし、その状態をより長く維持できるようになります。オクタコサノールは持久力アップにつながる効果がありますが、まさにペニスの持久力アップにも一役買ってくれるのです。セックスのときはもちろんですが、日頃から勃起状態をより長くキープできることによってペニス増大が目指せるのです。
ペニス増大と勃起というのは別物のように思えるかもしれませんが、しっかりと勃起させること、そしてその状態をより長くキープすることがペニス増大につながってきます。言ってしまえば、体が勃起した状態を覚えるようになります。ゴム風船に空気を入れた後、ゴム風船が伸びてしまうように強力な勃起をキープするということを何度も繰り返していくと、ペニスそのものが伸びていくのです。
そのペニスに血液が隅々まで行き渡るようになると、ペニスの細胞が活性化していきます。活性化した細胞は細胞分裂を繰り返しますし、分裂した細胞はひとつひとつ成長していきます。つまり、細胞レベルでペニスを成長させることも可能なのです。成長ホルモンの分泌といったものもここで大いに役立ってくれるのです。
基本的にオクタコサノールが直接的にペニスに働きかけるという感じではありません。オクタコサノールはペニス増大を目指すにあたって、それを実現可能としてくれるような環境をさまざまなアプローチで整えてくれる成分といったところでしょう。実際にペニス増大というのは土台となる体が健康でないと目指すことができませんし、ペニス増大を目指すのであればホルモンバランスやホルモン分泌、血流といったものへの働きかけも欠かすことができません。健康維持や健康増進に役立ち、ホルモンバランスやホルモン分泌を整え、血流を改善することによって、ペニス増大を現実的に目指せるようにしてくれるのがオクタコサノールなのです。ペニス増大に限らず、ペニスに関するさまざまな悩みにアプローチしてくれると言ってもいいでしょう。