ニーム葉とは?
ニームというのは、熱帯地方に自生し、また栽培される常緑樹のことを指します。ジャスミンに似た甘い香りをした白く可愛らしい小さな花が咲き、黄色から緑色をしたオリーブに似た実をつけます。ニーム葉というのは、文字通り、このニームの葉のことを指します。インド建国の父として知られるガンジーもニームの葉を毎日食べていたと言われています。
ニームは、インドの神話において「神が与えてくれた最初の木」「神の食べ物が天井からこぼれ落ちたもの」といった神様から授かった奇跡の木として特別な存在としても知られています。ニーム葉に限らず、その樹皮や枝、種子などほとんどすべての部位に薬効があるとされています。5000年前から語り継がれているインドの伝統医学であるアーユルヴェーダではもっとも重要な植物として、今でも重宝されています。その効能から「村の薬局」とも呼ばれています。
日本ではあまり馴染みがないでしょうが、実はインターネット上では簡単に手に入れることができます。実際にニーム葉で調べれば、さまざまな商品がヒットします。ニーム葉をそのまま乾燥させたものからサプリメントに加工されたものまで、本当にさまざまです。ハーブなどを専門的に取り扱っているお店であれば、店頭で見かけることもあるかもしれません。
ニーム葉の効能効果
あのガンジーも毎日食べていたと言われるニームは、「村の薬局」とも呼ばれていますし、神様から授かった奇跡の木としても重宝されています。実際に、それだけの効能効果を秘めています。だからこそ、昔から現在まで広く使われてきたのです。ここでは、ニーム葉の効能効果についてご紹介していきたいと思います。
まず、ニーム葉というのは、健康維持に使われています。ニームは、アーユルヴェーダで使われるさまざまなハーブの中で、特に血液浄化や解毒作用が高いと言われています。体の中の老廃物や有害な物質は毒素と言われますが、その毒素を排出することをデトックスと呼びます。実際に、デトックス効果というのは現在でも多くの方が注目していることでしょう。ニーム葉によるデトックス効果は新陳代謝のアップへとつながってきますし、そこから脂肪燃焼効果も期待できるのです。
デトックス効果や新陳代謝のアップ、脂肪燃焼効果以外にも、切り傷や火傷などの皮膚のトラブル、内臓疾患などにも効果的だと言われています。ニーム葉は、健康維持のためにお茶として飲まれてきたのですが、最近ではニーム葉のサプリメントを飲む方もかなり多くなっているようです。実際に、サプリメントであれば手軽にニーム葉を摂取することができます。
ニーム葉は、スキンケアにも使われています。ニーム葉には、抗菌性や抗ウイルス性、抗真菌性といったものがあり、肌に適度な潤いを与えてくれます。インドやアフリカでは、湿疹や乾癬、白癬などの皮膚疾患治療に使われてきました。ニーム葉についてはさまざまな分野において研究が進められているのですが、その美容効果も期待されています。実際に、石鹸や化粧品などにもニーム葉が使われるようになっています。
ニーム葉は、オーガニック栽培にも役立っています。ニーム葉には、「アザディラクチン」という成分が含まれています。このアザディクラクチンという成分には、忌避効果があり、害虫駆除にも効果を発揮してくれるのです。ニーム葉は農作物に繰り返し忌避剤として使っても、動物などにはほとんど無害であるとされています。環境汚染を発生させることもありませんので、自然環境のサイクルに悪影響を与えることもないのです。
そのため、有機農業や無農薬のオーガニック栽培において、オーストラリア、ドイツ、アメリカ、カナダなどで使われるようになっています。実は日本でも、厚生労働省が「人体に害を与える恐れがない65物質」にニームとその有効成分であるアザディラクチンを指定しています。有機農業や無農薬のオーガニック栽培の需要が高まっているというのも関係しているでしょうが、こういったところからもニームへの注目というのは高まっているのでしょう。
ニーム葉というのは、そのままスプレーボトルや噴霧器に入れて使うこともできます。その場合、ペット用のノミやダニの忌避用としても使うことができます。実際に、ニーム葉にはペットについたノミやダニを駆除する効果も認められています。ニーム葉を煮出した抽出液をスプレーボトルなどでスプレーすれば、ペットのノミやダニの状態も変わってくるでしょう。ペットにとっても優しいノミ・ダニ駆除になります。ちなみに、シャンプーした後でリンスとしても使うことができます。
ニーム葉は、蚊などを寄せ付けない虫除け用としても、虫刺されのかゆみ止めとしても使うことができます。草負けのお手入れ用にも使うことができます。ニーム葉の抽出液を小さなスプレーボトルに入れておき、直接肌にふきかけることによって虫が寄り付きにくくなります。ただ、こまめにスプレーするようにしましょう。蚊やダニなどによる虫刺され、草まけ、肌のかさつき、さまざまなかゆみなども治まると言われています。水虫などにもいいと言われています。
最近では、ニーム葉のティーバッグも珍しくなくなりました。実は、このニーム葉のティーバッグを使っていく方法もあります。実際に、ニーム葉には肌に優しい成分がたっぷりと含まれています。伝承医療であるアーユルヴェーダでも、その昔から産湯や入浴剤として煎じたニーム葉を入れて入浴する習慣がありました。沸騰させた1000ccのお湯の中にニーム葉のティーバッグ1包から2包を入れ、そこからさらに弱火で5分から10分ほど煮出していきます。煮出した抽出液をそのまま浴槽に入れお湯と混ぜます。
ニーム葉のティーバッグ1包から2包をそのまま浴槽に入れるという形でも問題はありません。水虫などのお手入れにニーム葉のティーバッグを使う場合には、先でお話ししたものと同じような流れで洗面器などの容器に濃い抽出液を入れます。その中に足だけ浸かって、しばらく時間を置きます。これを毎日繰り返せば個人差はあるものの、3日から4日ほどでかゆみがおさまるとも言われています。靴を脱いだ後に靴の中にニーム葉のティーバッグを1包入れて保管する、小さいスプレーボトルに入れた濃いニーム葉の抽出液を持ち歩いてこまめにスプレーするといった形でもかゆみをおさえられるでしょう。
ニーム葉は、ゴキブリや蜘蛛などの忌避剤としても使うことができます。ニーム葉をそのまま米びつや貯蔵庫などの虫がつきやすいところに入れておけば、害虫が寄り付かないと言われています。クローゼットなどに入れると衣服を虫から守り防虫剤の役割を果たしてくれますし、ゴキブリや蜘蛛の発生を抑制するとも言われています。ニーム葉という自然由来のものだからこそ、キッチンはもちろん、クローゼットなどさまざまなところに使うことができます。
ニーム葉は、土壌改良剤としても使うことができます。ニーム葉を鉢や植物の土に混ぜることによって、植物にとって有益な成分を与えることができますし、有害な線虫を死滅させることができるのです。窒素を土壌中に保ち、害虫から植物を守ってくれます。土に混ぜなくとも、土の表面にニーム葉を撒くだけでも効果的です。ガーデニングはもちろん、野菜などの栽培をおこなっている方にとっては心強い味方になってくれることでしょう。
万能とも言えるニーム葉なのですが、注意点があります。というのも、ニーム葉というのはかつて堕胎薬として使われていました。そのため、妊活中の女性はもちろん、妊娠中の女性がニーム葉を摂取するのは危険です。乳児や小児に関しても、意識消失や昏睡など重篤な中毒症状が出る可能性がありますので、摂取しないようにしておきましょう。ご家庭での保管にも注意しておかなければいけません。
ニーム葉がペニス増大に役立つ理由
万能とも言えるニーム葉なのですが、ペニス増大にも役立ってくれます。実際に、ペニス増大サプリなどにニーム葉が配合されていることも少なくありません。というのも、ニーム葉にはアルギニンが含まれています。ペニス増大を目指している男性であれば、アルギニンという言葉にピクリと反応してしまうのではないでしょうか。
アルギニンには、血流改善効果が期待できます。ニーム葉を摂取することによってアルギニンを取り入れることができますので、アルギニンによる血流改善効果によってペニス増大がより現実的なものとなってくるのです。血流が改善されることによって、ペニスにたくさんの血液が流れ込むようになります。これによってより強力な勃起ができるようになりますし、それを維持できるようになります。
より強力な勃起ができるようになり、それを維持できるとゴム風船と同じような感覚でペニスが増大していきます。一度膨らませたゴム風船というのは、確実に伸びます。ペニスも同じで、血液が流れ込んでパンパンになればゴム風船のようにペニスそのものが引き伸ばされることになるのです。これによって、物理的なペニス増大というものが可能になってくるのです。
それに血流が改善されてペニスの隅々にまで血液が行き渡るようになると、ペニスの細胞に必要な栄養や酸素がしっかりと行き届くようになります。十分な栄養や酸素を受け取った細胞は活性化し、細胞分裂を繰り返すようになります。分裂した細胞がひとつひとつ成長していけば、ペニスはまさに細胞レベルで成長していくことになります。
血流が改善されれば体の巡りもよくなり、ホルモンの分泌も正常化されます。男性にとって欠かせない男性ホルモンや成長ホルモンも分泌されるようになるでしょう。他にもニーム葉には、精力アップや健康維持、健康増進といった効果も期待できますので、トータルにペニス増大をサポートしてくれるでしょう。