ウミヘビとは?
ウミヘビについては、テレビで見聞きしたことのある方も多いでしょう。海の中を優雅に泳いでいくウミヘビの姿というのは、とても美しいものです。ウミヘビは体長70cmから150cmほどの生き物で、コブラ科になります。コブラといえば毒を持っていることで知られますが、コブラ科であるウミヘビも毒を持っています。
サプリメントなどの健康食品にウミヘビが使われていることもあるのですが、この場合にはエラブウミヘビと呼ばれる種類のウミヘビが使われています。「エラブー」「エラブウナギ」などと呼ばれることもありますが、学名は「ラチカウダ・セミファシアタ」になります。東南アジアやオーストラリア周辺の暖かい気候の海に生息しています。日本では沖縄に存在することでも有名です。
ウミヘビはその昔から滋養強壮などのために使われてきました。特に、琉球王朝では珍重されていたことでも知られています。イラブー汁というのは沖縄の伝統料理でもあり、琉球王国の宮廷料理でもあります。産卵のために上陸したウミヘビを捕獲し、乾燥させたものを燻製にして保存し、さらにそれを戻しながら煮込んだ汁がイラブー汁になります。かつては高級料理ということで口にするのが難しかったのですが、その薬用効果については昔からよく知られていました。
今でもイラブー汁というのは食べられています。漁師の方が網にかかったウミヘビをそのままイラブー汁にするということも珍しくないようです。久高島などは「神の住む島」とも言われていますが、そういったところでは当たり前にウミヘビを使ったイラブー汁を楽しむことができます。少し前にはイラブー汁がちょっとしたブームになったこともありました。
ちなみに、先ではウミヘビも毒を持っているという話をしました。ヘビをお酒に漬け込む蛇酒においては、毒性を持つものが好まれる傾向にあります。泡盛にウミヘビを一匹丸ごとつけたイラブー酒は特産品として販売されていますし、高い人気を誇っています。ウミヘビが健康食品に使われる場合には、内臓の脂肪組織から抽出した脂質がエキスとして使われることになります。ただ、このエキスはウミヘビ一匹あたり15gほどしか取れません。だからこそ、中国においては幻の霊薬としてウミヘビが珍重されてきたのです。
ウミヘビの効能効果
ウミヘビには良質な脂質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。DHA・EPA、α-リノレン酸、ビタミンD3、ビタミンA、ビタミンE、鉄、ヨウ素、マグネシウム、カリウムといったものが含まれていますので、健康面でさまざまな効能効果が期待できるのです。
DHA・EPA、α-リノレン酸に関しては、ご存知の方も多いでしょう。DHA・EPAは一般的にも青魚に豊富に含まれる成分としてよく知られています。オメガ3系の脂肪酸であるα-リノレン酸というのは、摂取することによって体内でDHA・EPAに変換されることになります。ウミヘビそのものにもともとDHA・EPAが含まれているだけではなく、体内でDHA・EPAに変換されるα-リノレン酸も含まれているのです。これによって中性脂肪を低減させ、血小板凝集を抑制する働きが期待できます。簡単に言ってしまえば、血液をサラサラにして血流を促進してくれるのです。
ウミヘビには、ビタミンD3も豊富に含まれています。もともとビタミンD3というのは、青魚にも含まれています。しかしながら、ウミヘビに含まれるビタミンD3の量は青魚のなんと1.5倍以上にもなります。ビタミンDは心の健康と体の健康の両方にとってとても重要なものであることがわかっています。ビタミンD3は動物性のビタミンDになるのですが、植物性のビタミンD2よりも高い活性を持つと言われています。
ビタミンD3によって、男性ホルモンであるテストステロンの増加、リンやカルシウムの吸収促進、骨の形成や成長促進、免疫力のアップ、神経細胞の保護や増殖・分化の促進、遺伝子の働き調整といったものが期待できます。神経細胞への働きによってうつ病を改善することができるとも言われていますし、遺伝子への働きでは、糖尿病を改善する効果が考えられているのです。実際に、体内でのビタミンDの濃度が高いと糖尿病リスクが低いということも報告されているようです。男性ホルモンであるテストステロンへの作用では精力アップも期待できるでしょう。ビタミンDとテストステロンの関係については、実際にさまざまなところで研究されているのです。
ウミヘビに含まれる成分をメインにその効能効果についてザックリと触れましたが、今度はウミヘビの効能効果についてもう少し詳しく見ていきましょう。まずウミヘビでは、血流改善が期待できます。DHA・EPAなどの血液サラサラ成分が豊富に含まれているウミヘビだからこそ、血液がサラサラになり、血流が改善されるのです。ウミヘビにはビタミンEも含まれていますので、体の末端の血流をも増加させてくれるでしょう。
次に、生活習慣病の予防です。ウミヘビには先でもお話ししましたように、DHA・EPAが豊富に含まれています。DHA・EPAには中性脂肪や悪玉コレステロールを低減させる働きが期待できますので、これらの働きによって動脈硬化やメタボリックシンドロームなどの改善が期待でき、それが生活習慣病を予防することにもつながってきます。先でも触れましたが、ビタミンDには糖尿病との関係性も報告されていますので、ウミヘビの摂取によって糖尿病リスクを減らせる可能性も十分にあるでしょう。
続いて、ウミヘビには精神疾患の改善も期待できます。これはウミヘビに含まれるビタミンDによるものです。ビタミンDの不足によってうつ病などの精神症状が出てくるようになります。ウミヘビにはビタミンDも豊富に含まれていますので、ウミヘビを摂取することによって精神症状を改善したり、予防したりといったことにもつながってくるのです。
さらに、骨粗鬆症の防止や免疫力のアップにもウミヘビは効果的です。ウミヘビに含まれているビタミンDにはカルシウムの吸収を促進し、骨の形成をサポートする働きがあります。これによって骨粗鬆症のリスクを減らすことができるのです。ビタミンDには、免疫力を強化する働きもありますので、免疫力アップにも一役買ってくれることでしょう。
あとは、老化防止や男性ホルモンの向上にもウミヘビが一役買ってくれます。ウミヘビには抗酸化ビタミンとして知られるビタミンAとビタミンEが含有されていますので、活性酸素による細胞の劣化を抑制してくれますし、老化を防止してくれるのです。ウミヘビに含まれているビタミンDには、男性ホルモンであるテストステロンを上昇させる作用も期待できます。
さまざまな効能効果の期待できるウミヘビなのですが、気になるのが副作用です。基本的にウミヘビによる副作用というのは報告されていません。実際に、ウミヘビは副作用がなく、穏やかな作用を示す食材として評価されていますので、副作用の心配はありません。ただ、ウミヘビに限ったことではないのですが、過剰摂取は避けるようにしましょう。特に、ウミヘビに含まれているビタミンDを過剰に摂取してしまうと、高カルシウム血症を起こしてしまう可能性があります。ウミヘビは体にも心にもいいものではありますが、くれぐれも過剰摂取にならないように気を付けておきましょう。
ウミヘビがペニス増大に役立つ理由
ウミヘビにはさまざまな効能効果があるのですが、それがどのような形でペニス増大につながってくるのでしょうか。ここでは、ウミヘビがペニス増大に役立つ理由についてご紹介していきたいと思います。実際に、ウミヘビというのはペニス増大サプリにもよく配合されているのです。
ウミヘビがペニス増大に役立つ理由としてまず挙げられるのが血流の改善です。ウミヘビには、血液をサラサラにする成分がたっぷり含まれていますので、血流の改善が期待できます。血流が改善すると、ペニスにまでしっかりと血液が行き渡るようになります。特に、ウミヘビは体の末端の血流を増加させる成分も含まれていますので、ペニスの根元から先っちょにまでしっかりと血液が行き渡るようになるでしょう。
これによって、ペニスはしっかりと勃起できるようになります。これまで中途半端な勃起しかできなかったという方でも100%、もしくはそれ以上の勃起ができるようになるかもしれません。そうなってくると、ペニス増大の可能性もぐっと上がっていきます。勃起力の向上によって物理的にペニスが引き伸ばされるという部分もありますし、血液が隅々にまで行き渡ることによってペニスが細胞レベルで成長することも期待できます。
また、ウミヘビというのは男性ホルモンにも働きかけてくれます。男性ホルモンというのは、その名前の通り、男性にとっては欠かすことのできないホルモンです。男性でありながら男性ホルモンが足りない状態になってしまうと、さまざまな不調が出てくるようになります。男性らしいペニス増大を目指していくのですから、やはり男性ホルモンが正常に分泌される状態というのは欠かせない条件なのです。
そして、ウミヘビというのは健康をトータルにサポートしてくれるものでもあります。実際に、ウミヘビにはさまざまな成分が含まれていますし、それらの成分が健康維持や健康増進に役立ってくれます。実は、これもペニス増大には欠かせないポイントなのです。というのも、ペニスというのは言うまでもなく体の一部です。つまり、体の健康というのは言ってしまえば、ペニスの健康でもあるのです。土台である体が健康であることによって、ペニス増大も現実的に目指していくことができるのです。ありがたいことにウミヘビは、体の健康だけではなく心の健康もサポートしてくれます。